ミュージカル『刀剣乱舞』幕末天狼傳〜舞台パート〜
先日、TOKYO DOME CITY HALLで、刀剣乱舞のミュージカル(初観劇)を観てきました。
コロナで取っていたチケットがキャンセルになったときはもう諦めたけれど、ギリギリに受付開始した先着予約で奇跡のチケットGETとなりました。
率直に言うと、よかった!
そしてDVDより断然良い!
舞台パートは当然のことながら、ライブパートも。
正直、ライブの部分はあまり興味がなかったのですが、観たら変わりました。
ソロも素敵でしたし、皆で歌う部分も素敵でした。
私は表現力がなさすぎて素敵しか書けないことがもどかしいけど、素敵でした。
一番好きなのは、新撰組の方々も一緒にでてくるところ。
ハンカチくるくる回す曲も明るくて良いですね!
舞台パートはシリアス、それを吹き飛ばすライブパート。だから笑顔で帰れるのかも。
これで、コロナでなかったらステージを降りて通路を走ったりしてくれたのかと思うと心臓止まります。
私はほんとリアルな世界でキャピキャピするの顔から火が出るほど恥ずかしいシャイ(本当はやりたい)。
だからきっと、近くにきてくれても手を振ることすら出来ないだろうな(振りたい)。
舞台の感想
やっぱり特筆すべきは沖田総司ですよ。
すごくイイキャラですよね。
土方さんと近藤さんのことすごく好きで、二人のために自分の持てるものはすべて出すっていう。
本物もあんなだったのでしょうか。すごく感動しちゃいました。
『刀剣乱舞』って曲で加州清光が『俺は この手伸ばす 届かぬものなどあるものか』って歌うのですが、沖田くんの心なのかなって思えました。
届かぬものなどないって信念、まさに沖田だなって。
ネタバレになるかも。
いつも笑っている沖田が、悔しいなぁぁぁ〜〜〜って声を震わすところとか、涙出ました。
近藤さんを助けに行って、不安を口にするところとか、笑っていてもやっぱり死って怖いですよね。
でも近藤さんが一緒にいってくれるとか、なんだか、涙。
今もこれを書いている間に涙が出そうになるくらい、あの沖田の声を忘れません。
そして、加州清光と大和守安定ね。
二振りを同時に持つことはなかったのでしょうか。
なんだか、二振り一緒に戦えればよかったのにな、なんてことも思っちゃいました。
(しかし生加州はテレビで見るよりずっっっと良い。やはりテレビだと空気が違いますかね。)
でも私はどちらかというと土方歳三のファンなんですよ、史実では。
舞台の土方は男気があって、チャキチャキしていて、この頃は箱館戦争なんて思いもしないんだろうなと思うと、とても切なくなります。
土方も近藤さんの死を前にして、『かっちゃん〜、そんなこと言うなよ〜』って泣きそうな声を出すところ、ああ大切な人が死ににいくって辛いな…って自分にも伝わるようで涙がでました。(今も泣きそう。泣いてる)
だって、目の前にいた人がいなくなるんですよ。
でも、それを『またな』と振り切る土方。私は読解力ない人なのであまり正しく解釈できているかわかりませんが、
死なないと願う気持ちと思う気持ちと新撰組の鬼の副長としてキッチリ近藤の前から去ることに土方的な意味があったのかもなあと思います。
和泉守兼定は余計なことに口出ししないけど男前なところ、土方にそっくりなんですね。
堀川国広が一緒なのでバランスとれてるなって。なんとなく、堀川は兼さんにとっての沖田みたいな存在かな、と思いました。
近藤勇といえば、さらし首ですよね。
別の回でありますが、近藤のさらし首を土方に届けるシーン、ここに繋がるのかと思うととても悲しかった。
『弟みたいなやつ、先に死んじゃいけねぇんだ』って、もう本当に辛い。
皆が皆を思って道を選ぶ。なんかすごいなあって。
全然舞台の感想じゃないですね。
でもとにかく伝えきれない想いが湧いて、本当に行ってよかった!と思いました。
ミュージカルパートはまた別記事にしますね。
ひとまずここまで。
#刀剣乱舞 #刀ミュ #幕末天狼傳